資格の大原簿記2級合格コースを受講しています。
日商簿記2級合格への道の記事では、2級簿記に合格するまでのプロセスとして、勉強中である途中経過のことを記事にしています。
今回の簿記の記事から、工業簿記の勉強の内容になります。
簿記2級では、商業簿記と工業簿記を勉強します。
試験では、商業簿記60点、工業簿記40点の配点になるようです。
工業簿記の範囲もしっかり得点しないと合格は狙えません。
工業簿記は、今まで勉強した商業簿記とは違うところがあります。
例えば、勘定記入の際、商業簿記では、諸口を使ったが、工業簿記では諸口を使わず相手科目を記入します。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れていくしかなさそうです。
勉強したところ
工業簿記第1回~第4回の講義では以下のことを勉強しました。
今回から講師の先生が石川先生に変わりました。
- 工業簿記と原価計算
- 原価
- 工業簿記の記帳体系(個別原価計算)
- 材料費会計
- 労務費会計
- 賃金給料の支払額の計算と記帳
- 賃金給料の消費額の計算と記帳
- 経費会計
- 製造間接費の実際発生額
- 製造間接費の配賦額の計算と記帳
- 製造間接費差異の原因分析
- 部門別計算
原価
原価は製造原価、販売費、一般管理を加えた総原価を意味します。
その中の製造原価は製造直接費、製造間接費に分類され、
製造直接費は直接材料費、直接労務費、直接経費からなり、
製造間接費は間接材料費、間接労務費、間接経費からなり細かく分類されます。
工業簿記の記帳体系
個別原価計算の記帳体系では、製品が完成して顧客に販売するまでの記帳を行います。
工業簿記では、費用、収益、資産、負債など、どれに該当するか気にしなくてよく、工業簿記は振替仕訳の連続です。
工業簿記での勘定のイメージは、借方にあれば増加、貸方にあれば減少、こんなイメージで良いそうです。
材料費会計
材料費会計では、材料費の計算と記帳、材料の棚卸減耗の計算と記帳を行った。
材料費の求め方は、
材料費=実際消費量×消費価格 である。
材料費の計算は、上記の算式を用いるが、実際消費価格にかえて予定消費価格を採用することも認められている。
製造間接費の配賦額の計算と記帳
製造間接費の配賦額の計算と記帳では、実際配賦率を求め、実際配賦額を導き出します。簿記は計算自体は難しくないのですが、どのようにして問題を解くのか、これが大事です。
製造間接費差異の原因分析
製造間接費差異の原因分析では、製造間接費差異を予算差異と操業度差異に分解して求めます。これを求めるのにグラフを書くのですが、中々面倒です。繰り返し問題を解かないと覚えられないです。
第5回の添削問題を提出
第5回の添削問題を解きました。
経費(外注加工費)を求める問題で、当月末前払額を当月末未払額と読み違えてしまい、計算を間違えてしまいました。前払額か未払額かで計算が変わってくるので気を付けたいところです。
記入したマークシートを資格の大原通信本部に送付します。
今さらながら知ったこと(電卓編)
計算機の便利な機能を今さらながら知りました。
例えば、400×200、400×190、400×90、400×50
と何度も繰り返し、400と入力をするのが面倒なときに使える機能があります。
×ボタンを2回押すとKの文字が出る電卓の場合
400××200=
190=
90=
50=
と押せば、いちいち400を押さなくて済みます。
×ボタンを2回押してもKの文字が出ない電卓の場合
400×200=
190=
90=
50=
と押せば、いちいち400を押さなくて済みます。
2級検定試験に向けて、頑張ります!
11月の簿記2級検定試験まで、あと54日です。(今日を含まず)