「資格の大原」社会人講座で簿記2級合格コースWeb通信を受講しています。
今日まで第1回と第2回の講義で学習したところを問題集で復習しました。
その前に、ここで私の勉強法をお話しさせてください。
私の勉強法(自分だけの参考書)
私は、授業を受けるとき、教科書に載っていないことで、先生が話したことを細かく教科書の余白に書くようにしています。
(ノートに書かないで教科書の余白に書く理由は、教科書を手に取って読み返すだけでいいから、教科書を開いて、ノートを開いてという作業が煩わしいので)
授業を聞いているときは、うん、うん、なるほど、そうだよなって理解しているんですけど、後で復習するときに、テキストを見ると、あれ、ここに書いてあることって、どういうことだっけ?ということがあります。
ところが、先生が話したことをテキストに書き込んであると、あれ、どういうことだっけ、がなくなります。
授業で先生が話してくれる内容は、テキストに書いていないことを補足説明してくれたり、難しい内容をわかりやすく説明してくれることがほとんどです。
教室通学では、先生の話したことをテキストに書き写すのは大変ですが、Web講義だと、一時停止や、巻き戻すことで先生の話したことを、しっかりテキストに書き写すことができます。
そういったことから、私は、Web講義や、DVDの講義をおすすめします。
このやり方で私は、合格率10%前後といわれる、ある難関試験に合格することが出来ました。
第3回のWeb講義を受けて
3回目の講義は、有価証券について学びます。
今日は、その中でも、売買目的有価証券、満期保有目的債券、子会社株式及び関連株式会社について学習します。
有価証券とは
簿記の勉強では、国債、地方債、社債、株式などを総称して有価証券といいます。
ところで、なぜ株式では配当、社債だと利息になるか分かりますか?
ざっくり言うと、株式の特徴は、提供した資金が帰ってこない、株を買った人は提供した資金が帰ってこないことを前提に株式を購入します。そこから出てくるのが配当になります。
社債は、資金を提供して帰ってくるのが前提になっています。どうやって返ってくるかというと、満期日があって満期日になると利息が付いてお金が帰ってきます。だから利息。
有価証券を4つに分類
有価証券は、保有目的などを基準として、会計処理をするにあたって
①売買目的有価証券
②満期保有目的債権
③子会社株式及び関連株式会社
④その他の有価証券(日本では一番多い)
の4つに分類されます。
①売買目的有価証券②満期保有目的債権③子会社株式及び関連株式会社④その他の有価証券の4つについて言えることですが、仕訳科目と、損益計算書、貸借対照表の表示科目が違うことです。
ですから、それぞれ覚えないといけません。
仕訳科目の売買目的有価証券は、貸借対照表に表示するとき、有価証券として名前を変え、流動資産とします。仕訳の名称、表示の名称が変わるので注意が必要です。
売買目的有価証券
売買目的有価証券では、金額計算でしっかり押さえるべきところがあります。
それは、切放方式(きりはなしほうしき)と洗替方式(あらいがえほうしき)です。
切放方式は、時価を翌期の繰越価額とする方式で、洗替方式は、取得原価を翌期の繰越価額とする方式です。
満期保有目的債券
満期保有目的債権の会計処理について
ここでは、償却原価法がポイントになります。
償却原価法の仕訳が大事になります。1年間でどれだけ成長するのかという仕訳も見ていかなければいけません。それにはタイムテーブルを書いて満期まで1年を超えているのか、満期まで1年以内なのかによって、仕訳科目を、投資有価証券、有価証券と、使い分けなければいけません。
ちょっとここは、難しいかもしれないです。
子会社株式及び関連会社株式
今回の講義の最後は
子会社株式及び関連会社株式の会計処理です。
会計処理としては、決算時は仕訳不要など、非常にシンプルです。
しかし、仕訳科目では、子会社株式、関連会社株式と仕訳した科目が、貸借対照表の表示では、これらをまとめて関係会社株式として、固定資産の投資その他の資産として表示するので、注意が必要です。
今日学んだ、売買目的有価証券、満期保有目的債権、子会社株式及び関連会社株式、それぞれ会計処理の仕方が違ったので、練習問題をしっかり復習しないといけませんね。
金子先生の授業を受けて、今日で3回目になります。毎回、ゆっくりと丁寧に授業をしてくださるので、とてもわかりやすい授業です。
2級検定試験に向けて、頑張ります!
11月の簿記2級検定試験まで、あと142日(今日を含まず)