昨日は第1回目の講義で学習したところを問題集で復習します。
これで問題集の同じところを2回やったことになります。問題集は最低でも4回、繰り返し解いたほうがいいと、3級簿記の勉強の時に感じました。
今回の記事は、私の勉強法として、記憶を定着させる方法、簿記2級の合格率、資格の大原簿記2級Web講義の2回目の要点について書きました。
私の勉強法
学生の頃、予備校の先生が、記憶の定着の話をしてくれたことがありました。問題を繰り返し解くと記憶が定着して忘れにくくなるということでした。
そのやり方は、一度ある問題を解いたら、5日~7日くらいの間隔をあけて、またその問題を解くと、記憶が定着しやすいとのことでした(これを4回ぐらい繰り返します)。数学などの問題集を解くときは有効な方法でした。簿記の勉強方法もこのやり方が有効だと思います。私はこのやり方で勉強しています。
簿記2級の合格率は?
日本商工会議所のHPによると簿記2級の過去5回分の合格率を見ると、下記のようになっています。
第154回(2019.02.23) | 28.6% |
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第153回(2019.11.17) | 27.1% |
第152回(2019.06.09) | 25.4% |
第151回(2019.02.24) | 12.7% |
第150回(2018.11.18) | 14.7% |
最近は20%台で推移しているようです。
これは、しっかり勉強しないと絶対に落ちる合格率です。
第2回のWeb講義を受けて
今日の講義内容は債権債務の続きと棚卸資産です。
債権債務
債権債務では不渡手形、電子記録債権・債務を勉強。棚卸資産の科目に入ったら商品売買から勉強です。
3分法による記帳と売上原価の計算は3級でも勉強しました。
売上原価を仕入勘定で計算するときに覚えた呪文「し、くり、くり、し」
(仕 入)○○○○ (繰越商品)○○○○
(繰越商品)○○○○ (仕 入)○○○○
懐かしいです。
2級では、仕訳で終わりでなく、仕訳後に勘定記入まで書きます。
そして、2級で勉強する新たな商品売買記帳方法が売上原価対立法です。
3級では仕入のとき、仕入勘定(3分法)を使いましたが、売上原価対立法だと商品の勘定を使います。この仕訳は慣れるまで何回も問題を解いたほうが良さそうです。この売上原価対立法は決算整理仕訳が不要というメリットもあるようです。
本試験にも出題される棚卸減耗損と商品評価損
そして、本試験にも出るという棚卸減耗損と商品評価損を勉強します。
売上原価を仕入勘定で計算するのは3級と同じ、でも、期末商品の評価、棚卸減耗、商品評価損の売上原価算入が新しく覚えるところです。
それを基に損益計算書、貸借対照表を作成します。慣れないうちは少々ややこしく感じます。
2級では、売上原価を求めるのに棚卸減耗損(帳簿に記載された商品の個数と実際に倉庫にあった商品の個数との差)と商品評価損(商品を仕入れたときの価格が取得したときより、価値が下がってしまった)を考慮しなければいけません。
第2回Web講義の最後は、仕入及び売上の割引・割戻を勉強して終了しました。
11月開催の2級検定試験に向けて、頑張ります!