資格の大原簿記2級合格コースを受講しています。
日商簿記2級合格への道の記事では、2級簿記に合格するまでのプロセスとして、勉強中である途中経過のことを記事にしています。
今回は、第8回~第10回の講義を終え、工業簿記の勉強が終了しました。
商業簿記の勉強もボリュームがありましたが、工業簿記の勉強もなかなかのボリュームです。
簿記2級はとにかく覚えることが多いです。
仕事をしながらの勉強は大変で、計画した学習ペースが遅れています。時間がありません。正直焦ってます。
ブログの記事を書いてる時間を勉強時間に使えと突っ込まれそうですが、簿記2級合格(現時点では合格できるか分かりませんが…。)までのプロセスを残したいので簿記の記事を書いています。
今回勉強したところ
第8回~第10回の講義では以下のことを勉強しました。
- 減損および仕損
- 標準原価計算
- 完成原価および月末仕掛品原価の計算
- 原価差異の計算
- 仕掛品感情の記帳方法
- 直接材料費差異の原因別分析
- 直接労務費差異の原因別分析
- 製造間接費差異の原因別分析
- 損益分岐分析
- 原価分解
- 直接原価計算
減損および仕損
減損および仕損では、正常減損や正常仕損が生じたときを加味して、月末仕掛品原価、完成品総合原価を求めます。
正常減損では、正常減損が工程始点で発生したのか、工程終点で発生したのかによって計算方法が変わります。因みに正常減損が工程の途中で発生した場合は、正常減損が工程始点で発生したものとみなして計算します。
完成原価および月末仕掛品原価の計算
完成原価および月末仕掛品原価の計算では生産データ、標準原価カードをもとに、完成品原価、月末仕掛品原価を求めます。
原価差異の計算
原価差異の計算では、生産データ、実際原価データ、標準原価カードをもとに直接材料費差異、直接労務費差異、製造間接費差異を求めます。
直接材料費差異の原因別分析
直接材料費差異の原因別分析では、原価差異の計算で求めた、直接材料費差異を価格差異と数量差異に分けて分析します。
直接労務費差異の原因別分析
直接労務費差異も同様に、原価差異の計算で求めた、直接労務費差異を労務賃率差異、労働時間差異に分けて分析します。
製造間接費差異の原因別分析
製造間接費差異の原因別分析では、直接材料費差異の原因別分析と直接労務費差異の原因別分析とは違い、分析図を使い、製造間接費差異を、予算差異、操業度差異、能率差異に分けて分析します。
第7,8回の添削問題を提出
第7,8回の添削問題を解きました。
第7回添削問題は第8回~第10回の講義の内容から出題、第8回添削問題は、工業簿記全範囲の中からの出題でした。
第8回の添削問題は、工業簿記全範囲なので、最初の頃に勉強したところなど忘れているところが多々ありました。これはまずい…。
記入したマークシートを資格の大原通信本部に送付します。
簿記検定試験に関する情報
日商簿記試験の2級と3級については、従来通りのペーパー試験に加えて、ネット試験方式を実施するようです。
ネット試験方式による試験は、2020年12月中に施行予定のようです。商工会議所が認定した全国100カ所の「テストセンター」で実施するようです。(自宅で試験は受けられません)
ネット試験は実施から採点、合否判定、デジタル合格証の交付までをインターネット上で行うようです。
2級検定試験に向けて、頑張ります!
11月の簿記2級検定試験まで、あと35日です。(今日を含まず)