今回の記事は、おすすめ本を紹介します。
仕事で行き詰った人、他人と差をつける結果を出したい人、わかりやすいビジネス本を読んでみたい人に、おすすめする本、MB著「持たざる者に贈る新しい仕事術 もっと幸せに働こう」です。
おすすめする本「持たざる者に贈る新しい仕事術 もっと幸せに働こう」
本のタイトル・著者・出版社
「持たざる者に贈る新しい仕事術 もっと幸せに働こう」・MB著・集英社
なぜ、この本を薦めるのか
数あるビジネス書の中でも、とても分かりやすい本だと思います。
著者であるMBさんは、学歴も普通で、職歴も、新潟のアパレル企業のショップスタッフとして働き、年収200万円台、資格は普通自動車免許のみの「持たざる者」だったMBさんが、年商が億を超える会社を経営しています。
この本では、そこに至るまで、どのようなメソッドを用いて、どのような思考法を得て、幸せを獲得したかが書かれています。
サラリーマン、派遣社員、フリーランスで働く方すべてにとって得るものがあると感じ、読んでいただきたいと思ったからです。
この本を読んで
著者を知ったキッカケ
最初に著者のMBさんを知ったのは、「MONOQLO(モノクロ)」という雑誌でした。この雑誌にMBさんの連載があり、ユニクロで買ったらダメな服、ユニクロで買って良い服を紹介するものでした。内容が面白く、ユニクロで買い物をする際は参考にしていました。
そこからMBさんのことが気になり、YouTubeをやっていると知れば、たくさん動画をあげていたので片っ端から見ました。
MBさんは、ファッションバイヤー、ファッションアドバイザーとして活躍されています。私は、ファッションに興味があり、ファッション雑誌を買ったりしていたのですが、ファッションセンスも磨かれませんでした。
MBさんは、ファッションを論理的に分かりやすく話してくれるので、とても参考になります。ファッションに関しての本を多数出版されています。
本を購入した経緯
私は、仕事のことで悩んでいました。将来に対して漠然とした不安がありました。このままでいいのかと。
そんなときにMBさんがビジネス書を出したと知って、購入したのがこの本です。
「もっと幸せに働こう」というタイトルに惹かれました。
結論から言うと、仕事をしている人は手に取って、一度読んでみたほうがいいです。
この本を読んで学んだこと
私がこの本で学んだのは、どれだけ自分という存在を捨て、相手(お客様)のために、相手(お客様)を喜ばせることができるのか?これに尽きるのかと思います。
「私」という存在が社会に幸福を与えれば、利益は返ってくると著者は言います。
この本は、STAGE1~STAGE5、NEXTSTAGEと6つに分類されています。
STAGE1では、何をしたいいのかわからない、何が好きなのかわからない、自分の個性がわからない、そんな今の場所から動けない人達にたいして著者は語りかけます。
STAGE2では、ビジネスを始めるからには成功しなくちゃ、コストをかけたんだから回収しなくては、何か新しいことを考えなくちゃ、という固定観念から抜け出そうと著者は言います。
STAGE3では、ビジネスにおける目標とは何なのか
STAGE4では、知っておくべきテクニックについて
STAGE5では、いかに正しく、いかに効率よくビジネスをするかについて
NEXTSTAGEでは、ビジネスとは幸せをつくるためのツールであると読者に語り掛けます。
どれも、著者自身が今に至るまで、経験してきたことをベースに書いてあり、現実として、年商億越えの会社を経営しているので説得力があります。
非常に内容の濃い一冊になります。
最後に著者はこう言います。
本書を読んでたった1つでもいいので、明日からの行動を変えてみてください。それがなければ、なんのために本書にお金を払っていただいたのですか?せめて元は取っていただきたい。(中略)一歩踏み出して新しい行動を起こすために本書はあるのです。どうか勇気を持ってください。
引用元:MB(2019年)『もっと幸せに働こう持たざる者に贈る新しい仕事術』株式会社集英社(P.267~268)
心に残った著者のことば
社会に対してメリットを与える人は大成し、自己に対してメリットを求める人は冷遇される。
引用元:MB(2019年)『もっと幸せに働こう持たざる者に贈る新しい仕事術』株式会社集英社(P.224)
著者は、このことについて社会の根本的構造だと言っています。
仕事をしていくには、最も大事なことなのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
気になった方はこの本を手に取って読んでみてください。